スカニア/鉱山向けの新型EV8×4ダンプトラックをスウェーデン企業に導入

2025年12月15日 11:49 / 車両・用品

スカニアは、スウェーデンの国営鉄鉱石採掘企業LKABと鉱山輸送の電動化に向けた協力関係を強化し、新型の完全電動8×4大型ダンプトラックを導入した。

<LKABに導入された新型EVダンプトラック>
20251215SCANIA - スカニア/鉱山向けの新型EV8×4ダンプトラックをスウェーデン企業に導入

この新型車両は、スカニアのモジュラー電動プラットフォームをベースに開発されたもの。操舵可能なフロントアクスルを2つ搭載した初の電動トラックで、重量物の運搬能力と鉱山道路での安定性を向上させたという。

総容量416kWhのバッテリーパック2個と400kWの電気モーターを備え、38トンの廃石を5km先の埋め戻し現場まで輸送する。

LKABは新型車両について「期待通りの性能を発揮すれば、非常に厳しい採掘作業における廃石の輸送に、完全に化石燃料を使用しないソリューションを実現できることになる」と期待している。

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