LIXIL物流/ドライバーの納品時間削減、納品手順書一元管理SaaS「ノウカル」導入

2026年01月08日 15:10 / 施設・機器・IT

LIXIL物流はこのほど、ドライバー拘束時間の削減と客先サービス改善を行う取り組みとして、納品手順書の一元管理SaaSアプリ「ノウカル」を導入した。

<ノウカルの導入前後>
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「ノウカル」は、集荷・配送先の施設・顧客などの現場情報を共有できる法人専用スマホアプリ。現場での荷物受け渡しまでに必要な情報、いわゆる「納品カルテ」をクラウドで一元管理し、ドライバー同士が簡単に情報を共有できる仕組みを提供している。

ノウカルを提供するcanuuによると、「新人ドライバーは、アプリで画像や動画つきの納品手順を確認できるため、研修や電話対応といった工数を80%削減。さらに、納品カルテのデータ管理や資料の印刷費も大幅にカットできる」という。

納品手順書の一元管理アプリである「ノウカル」を導入することにより、LIXIL物流は、属人性の高さにより見えづらくなっている「配送業務」を見える化し、ドライバーの不要な付帯業務の削減や客先サービスの品質維持向上つなげる計画だ。

canuuは、近畿物流センターへのノウカル導入を皮切りに、段階的にLIXIL物流の客先サービスの課題解決に貢献する。まずは近畿物流センター内で運用を進め、そこで効果が計測できたタイミングで、他拠点の同様の課題の解決を順次、進める。

配送品質のバラつきを抑え、誰でも円滑に納品できる環境を整えることは、ドライバー不足や2024年問題への有力な解決策となる。取り組みを通じて、LIXIL物流と共に、現場負担の軽減と高品質な配送サービスを両立させた「持続可能な物流体制」の構築に貢献する。

LIXIL物流近畿物流センターの椎名宏行輸送管理課課長は、「いままで納品カルテは、いろいろな様式で存在し、今回canuuのサービスを採用し、このカルテの標準化を当社では目指すことにした。それにより、単なるペーパーレス化ではなく、企業全体の情報共有を加速させ、データドリブンな意思決定を可能する。この変革は、昨今の物流問題の解決の糸口となるほか、顧客満足度の向上、業務効率化、そして未来の事業成長を実現するための重要な鍵となると考えている」と述べている。

また、canuuの濱田崇裕代表取締役は、「以前より、建材物流における納品カルテの共有は業界・資材の特性により非常に難しく、物流側への負荷が高いことに課題を感じていた。着工したばかりの現場だとそもそも住所が無く、情報共有の方法もまだまだ電話や紙が主流で、結局職人や親方がいないと適切な納品が難しいという業界認識がある。ノウカルの利用により、この課題を解決し、生産性、安全・業務品質の向上に寄与する。ノウカルによって業務の標準化・需給の分散が可能となり、特定時間帯の集配の集中防止や共同配送といった業界としても抱える課題の解決を見据えて取り組みを進める」とコメントしている。

■ノウカル
https://nokal.jp/

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