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2023年05月23日 17:36 / 施設・機器・IT
医薬DXのharmo(ハルモ)は5月23日、ドライバーの薬剤服用と運転事故リスクの関連を調査し、ホワイトペーパーとして公開した。
<ドライバーの薬剤服用と運転事故リスクの関係性調査>
この調査は高齢社会の進行に伴い、増加が懸念される疾患を抱えたドライバーの健康起因事故と薬剤服用との関連についてのデータ入手を目的に実施したもの。harmoが提供する電子お薬手帳サービス「harmoおくすり手帳」の利用ユーザーのうち、過去6カ月以内に調剤歴のある20歳以上の方を対象に、運転中のヒヤリハット経験や会社への服薬申告の有無、医療者への職業の申告有無などを調査したもので、2383人が回答し、おくすり手帳データと掛け合わせて解析されている。
調査の結果、直近6カ月以内に運転時にヒヤリハット経験「あり」と回答したドライバーは26.0%で、何かしらの薬剤を服用している集団の4人に1人以上がヒヤリハットを経験していることがわかった。さらに日常的に(週5日以上)運転するドライバーでは30.7%が、特に睡眠鎮静薬を服用するドライバーでは40.4%がヒヤリハットを経験していることが明らかになった。
物流業界は今後、さらに人手不足が深刻となると予測されており、ドライバーの健康管理についての重要性が注目されていくことが考えられる。同社では、本調査の結果が「物流の2024問題」の対策の一助となることを期待しているとし、また、服薬している方でも安全に働き続けられる持続可能な社会のために、薬と正しく付き合う仕組みを作り、健康起因事故の防止に貢献していきたいとしている。
■ホワイトペーパー/ダウンロード先
https://www.cmicgroup.com/library/whitepaper/harmo_driversurvey