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2024年07月01日 14:03 / 施設・機器・IT
東京医科大学発のスタートアップ企業MEDEMIL(メデミル、東京都新宿区)は7月1日、眼球運動解析による運転能力測定装置「MEDEMIL Drive(メデミルドライブ)」の先行受注生産販売を開始した。
メデミルドライブは、長距離の運転が必要となるバス・タクシー・トラック事業者や、近年大きな社会問題となっている高齢者の自動車運転事故の削減を目指して開発された「眼の動きから運転能力を測定する装置」。タクシードライバー約300名の過去の事故歴と眼球運動から学習させた「自動車運転能力評価AI」と、独自に開発した運転能力評価アルゴリズムによって、眼球運動の高度な解析を行う。
測定は、装置のゴーグルの中をわずか90秒ほど覗くだけ。運転に必要な眼の機能だけでなく、脳の機能(認知・注意力・判断力など)を複合的に評価し、運転能力が、わずか90秒でレポートとして出力される。
また測定終了後は、視線位置の変化を動画形式で振り返ることが可能。例えば運転の映像を見ているドライバーの視線位置を確認することで、「飛び出すバイクが見えていなかった」などのフィードバックを行うことができ、安全運転教育の現場でも使用できる。
この他、「運転能力測定モード」以外にも、視界の測定に特化した「視界測定モード」を搭載しており、自身の眼の視界についてより詳細な測定も可能。「トレーニングモード」も搭載しており、ゲーム感覚で楽しく眼球運動や奥行き知覚のトレーニングが行える。
■メデミル(https://medemil.co.jp/)