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2023年06月20日 16:02 / 施設・機器・IT
エービーシー商会は6月20日、硬質ウレタン樹脂系塗り床材「ビューコート」に、自動車整備場ならではの床トラブルに対応した専用工法を追加したと発表した。
「ビューコート」は、適度な柔軟性がある硬質ウレタン樹脂系の塗り床材。落下物の衝撃に強く、塗膜が破損しにくいことから、1999年の発売以降、自動車整備場のほか食品や製薬工場などで広く採用されている。
しかし、一部の自動車整備場のシャッター付近やリフター周りなどでは、雨水を受けた外部のコンクリートや、定期的な清掃によりアングル周りから水が浸入することがあり、その侵入した水は蒸発する際に塗膜を持ち上げ、膨れの原因となっている。
今回発表された新工法は、水による膨れが特に発生しやすい自動車整備場に特化した工法。新たに開発した専用下塗り材が下地に密着して水分上昇を抑制し、膨れの発生を抑えつつ、耐衝撃性のある床を実現する。
<工法図>
また下塗り材を使用することで、従来工法よりも1~2日の工期短縮が可能となり、改修現場にも適している。オプションのトップコートを使用することで、直射日光が当たる場所でも、紫外線による変色やタイヤ痕などの付着を抑制し長期間美観を保つことが可能となっている。
<水膨れ促進試験>
材料設計価格(税別)は1万5900円/m2(300m2以上基準)、オプション(トップコート)は別途費用。