施設・機器・IT に関する最新ニュース
一覧- トランコム/高品質な中古トラックを適正価格で購入できる車両検索サイトをリリース (07月01日)
- ホンダ/次世代燃料電池モジュール専用生産工場の稼働を延期 (06月30日)
- スマートドライブ/アルコール検知器最大50%オフキャンペーンを7月1日から実施 (06月30日)
- フジテレビ/オリジナルドラマ「トラックガール2」7月8日から地上波で放送 (06月30日)
- 東電運輸/Visa決済機能付きデジタル社員証TwooCaを導入 (06月26日)
2023年07月03日 18:16 / 施設・機器・IT
三菱商事エネルギーとエントランスフォーメーション、上野輸送は7月3日、米国スタートアップ企業Hydrogen On Demand Technologiesが開発・販売を行うディーゼルエンジン向け水素アシスト技術「D-HAT」を用いて、大型ディーゼルエンジン搭載トラックにおけるCO2削減効果の検証を目的とした共同実証試験を行うと発表した。
<D-HAT>
「D-HAT」は、米国内で特許を取得した高効率なプロトン交換膜式の水電解装置(PEMセル)で水素を生成し、エンジンに送り込むことで、ディーゼルエンジンの燃焼効率を高め、燃費の改善、PM・NOxの削減、車両メンテナンスコストの削減が期待される技術。実証実験では上野輸送が保有するトラックの大型ディーゼルエンジン2台を対象にD-HAT1000を搭載し、燃料消費状況を測定、省燃費によるCO2削減効果について検証する。
<D-HAT1000搭載トラック(トラック後方、下部に搭載)>
また、燃費改善によるCO2削減効果が認められた場合には、PM・NOx削減効果、メンテナンスコストの削減についても効果検証の実証実験を予定。さらに三菱商事エネルギーが供給するバイオディーゼル燃料との併用も視野に、総合的なGHG及び有害物質の削減効果を検証していく。