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2025年03月10日 13:57 / 労務
厚生労働省が発表した、1月7日時点での2024年度の職場における熱中症による死傷災害の発生状況によると、運送業では186件の熱中症が発生し、うち6人が死亡した。
昨年1年間の職場における熱中症の発生状況は、死亡を含む休業4日以上の死傷者1195人、うち死亡者は30人となった。また業種別の死傷者数は、建設業216件、製造業227件で、全体の約4割を占めた。
死亡者数は、建設業、製造業、運送業の順に多く、多くの事例で暑さ指数(WBGT)を把握せず、熱中症の発症時・緊急時の措置の確認・周知の実施を確認できなかった。
さらに、糖尿病、高血圧症など熱中症の発症に影響を及ぼすおそれのある疾病を有している事例も見られ、医師などの意見を踏まえた配慮がなされていなかった事例もあった。
このような状況も踏まえ、厚労省では5月1日~9月30日、2025年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施する。キャンペーンは4月を準備期間とし、7月を重点取組期間とする。
<学ぼう!備えよう!職場の仲間を守ろう!職場における熱中症予防情報>

出典:厚生労働省ホームページ
■「学ぼう!備えよう!職場の仲間を守ろう!職場における熱中症予防情報」
https://neccyusho.mhlw.go.jp/
■2024年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況
https://www.mhlw.go.jp/content/11303000/001426738.pdf