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2023年07月26日 13:57 / 施設・機器・IT
三菱ふそうトラック・バスは7月26日、EV(電気自動車)向けバッテリー交換ステーションのスタートアップである米Ample社(本社:カリフォルニア州サンフランシスコ)と、日本国内における EV(電気)トラック向けバッテリー交換技術の共同実証に関する契約を締結したと発表した。
三菱ふそうが今年3月に発売した小型EVトラック・新型「eCanter」の航続距離は99km~324kmで、都市内輸送が中心。今回の実証では、さらに将来を見据え、より長距離を走行する用途など、「eCanter」の活用の可能性拡大を探る。
両社は、今冬から日本国内での試験車両の走行を予定。「eCanter」にAmple社のモジュールを装着し、Ample社のバッテリー交換ステーションでロボットが自動でバッテリーを交換する。両社はこの取り組みを通じて、顧客の反応や技術の拡張性、日本における将来的な商業化の可能性を検討する。
<「eCanter」と Ample 社のバッテリー交換ステーション>
バッテリーの交換時間は5分が目標。通常の「eCanter」の充電時間は、航続距離99kmのSバッテリーの場合、普通充電(6kW)で8時間、急速充電(70kW)で40分、航続距離324kmのLバッテリーでは普通充電で23時間、急速充電では90分と時間がかかるため、バッテリー交換式が実現すれば、より幅広い運用が可能になるものと予想される。
<バッテリー交換技術のイメージ>