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2025年04月24日 15:32 / 交通
NEXCO東日本は4月23日、2024年度の積雪対策状況を発表した。2024年度(11月1日~2025年3月31日)の気象概況は、昨年度に比べ初雪が1週間ほど早いうえ、降雪量も例年に比べ多くなった。年末年始に青森県、2月に北海道(道東)で記録的な大雪があった。
同期間の雪による通行止め回数268回(昨年度と比べて約10%減)で、雪による通行止め量6.4万km・h(昨年度と比べて約6%減)となった。2024年度は、北海道の視界不良による通行止めの減少により昨年度より減少した。
一方で、路面の積雪等による交通事故件数は1782件(昨年度と比べて約15%増)だった。また、除雪作業延長は約69万km(昨年度と比べて約33%増)、凍結防止剤散布作業延長は約177万km(昨年度と比べて約16%増)となった。
2024年度は、計9事象、総延⾧約1234km、総通行止め量約1万4228km・hの予防的通行止めを実施した。昨年度は、計1事象、総延⾧約422km、総通行止め量約1万201km・hだった。
2024年度は、予防的通行止めを実施することにより大規模な滞留等の発生を回避できた。NEXCO東日本関東支社公式Xのポストによるアンケート結果では、約95%の人が「予防的通行止め」を認知していた。
一方で、「なぜ雪が降っていないのに通行止めをしているのか」「もっと早く知らせてほしい」との意見・苦情は依然としてある。予防的通行止めの目的について社会全体のさらなる理解醸成を図る必要がある。
また、気象予測の急変により実施予告が直前になる可能性があるので、気象情報等をこまめに確認するよう呼びかける。具体的には、北陸道・巻潟東IC~新潟中央JCTは、2月7日21時に予防的通行止めを開始したが、実施予告は直前の20時30分だった。
2月5日16時時点での7日20時以降の降雪予想は、3時間降雪量最大5cm、12時間降雪量最大10cmだったが、2月7日16時時点での7日20時以降の降雪予想は、3時間降雪量最大18cm、12時間降雪量最大37cmとなり、2日前の約4倍となった。
■2025年度第1回定例会見(配布資料)
※2024年度の積雪対策状況は6~11ページ