極東開発/新西部パーツセンター完成、部品供給体制の拡充図る

2025年07月08日 11:15 / 施設・機器・IT

極東開発工業が兵庫県三木市で建設を進めていた新西部パーツセンターが、このほど完成した。

<極東開発工業 新西部パーツセンター>
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同社は、特装車事業の部品販売・供給拠点として、西部パーツセンター(兵庫県三木市、保管品目数:1万300品目)、中部パーツセンター(愛知県小牧市、保管品目数:7100品目)、東部パーツセンター(神奈川県大和市、保管品目数:6750品目)を運営している。このうち西部パーツセンターを新西部パーツセンターに移転、また中部パーツセンターを統合する。

7月より西部/中部パーツセンター、パーツセンター購買部の事務機能を新西部パーツセンターに移転、2026年1月に部品移管を含め完全移転する。西部/中部センターの機能を集約することで、約1万5000品目(予定)の部品を保管することが可能となり、より迅速かつ安定した部品供給体制の確立を目指す。

新西部パーツセンターは自動倉庫棟・倉庫棟・事務所棟の3棟構造。自動倉庫棟は高さ21m級のパレット自動倉庫(最大収容数:1502パレット・搬送クレーン台数:3台)と、高さ15m級のバケット自動倉庫(最大収容数:8184バケット・搬送クレーン台数:3台)の2種類の自動倉庫設備を導入し、部品の収容効率化と搬送の自動化を図る。

倉庫棟では大物・長尺・重量部品の収容が可能な重量ラックと専用ラックフォークの導入に加え、各自動倉庫への搬入(入庫)ステーションを備え、作業効率のより一層の向上を実現する。

また屋根上には、同社グループの部品販売・供給拠点として初めて太陽光パネル(227kW)を設置。クリーンエネルギーの利用によるCO2排出量の削減をはじめとした環境への対応も図る。

■施設概要
名称:極東開発工業 西部パーツセンター/パーツセンター購買課
所在地:兵庫県三木市別所町巴16(三木工場公園内)
事業内容:特装車用部品の保管・販売、調達
面積:敷地面積約4950m2、延床面積約5965m2
建物概要:3棟構造 自動倉庫棟+倉庫棟+事務所棟(2階建)
連絡先:TEL 0794-82-2974/FAX 0794-82-4210

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