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2025年07月09日 14:41 / 経営
UDトラックスは、このほど災害時の救援活動に使用する災害支援車2台を、本社のある上尾市(埼玉県)に寄贈した。
車両は、バンタイプと平ボディタイプ。バンタイプの車両は個室2室を設置し、赤ちゃんのおむつ替えや授乳、障害者・高齢者の身体ケアなど、プライバシーに配慮したケアができる。またソーラー発電システム、ディーゼル発電機、リチウムイオン蓄電池などで電気の確保ができ、エアコン、冷蔵庫、水タンク式シンクなどを装備している。
平ボディタイプの車両は、テールゲートリフター、ウィンチを搭載。主に被災現場において土のうや被災家具の運搬時に活用できる仕様としている。
6月23日にUDトラックス本社で行った寄贈式には、上尾市の畠山稔市長が出席。上尾市の市章やキャラクターのデザインが施された車両の前で、畠山市長からUDトラックスの伊藤社長CEOに感謝状が渡された。
UDトラックスの伊藤社長CEOは「地球温暖化による自然災害の増加が懸念されている今日、これらの車両が上尾市の防災のお役に立てますように、また万一の災害発生時には市民の皆様の命と財産をお守りする一助となれますように、心より願っております」と挨拶。
また畠山市長は「このたび寄贈いただいた災害支援車は、すばらしい市オリジナルの外装デザインを作成いただいており、災害支援時には多くの方がこの車両を見て安心していただけるものと期待しております。災害はいつ何時訪れるかわかりません。その備えの一つとしてこの災害支援車を有効活用することで、市民の安心・安全につなげていき『災害に強いまち 上尾』をさらに推し進めてまいります」と述べた。
上尾市では、災害時の対応に限らず、市が主催するさまざまなイベントに車両を展示し、市民の防災意識の向上にも役立てていくとしている。