ハコベル/トラック予約・受付システムと配車システムの自動連携開始
2025年07月15日 15:20 / 施設・機器・IT
ハコベルは7月15日、トラック予約/受付システム「トラック簿」と配車システム「ハコベル配車管理」の自動連携をスタートした。
この連携により、配車システム「ハコベル配車管理」で作成した運行依頼情報(ドライバー情報、荷物情報、着車指定時間など)が、自動でトラック予約・受付システム「トラック簿」に登録され、これまで発生していた二重作業が不要となる。
荷主企業が「トラック簿」と「ハコベル配車管理」を併用している場合、まず「ハコベル配車管理」上で運送会社とドライバー情報・荷物情報・着車指定時間などのやり取りをする。その後、取り決めた内容に基づいて「トラック簿」上でバース予約を行うが、その際、ハコベル配車管理上でやり取りした内容を転記する二重作業が発生していた。
今回の自動連携により、「ハコベル配車管理」で作成した運行依頼情報(ドライバー情報、荷物情報、着車指定時間など)が、自動で「トラック簿」に登録されるため、これまで発生していた二重作業が不要となる。
加えて、ドライバーや荷物情報の変更、運行のキャンセルなどが起こった際も、「ハコベル配車管理」上でそれらの変更やキャンセルの操作を行えば、自動的に「トラック簿」にも反映されるため、2つのシステム間での情報の不一致も防ぐことができる。
物流現場では複数のSaaSシステムを併用して、業務効率化やペーパーレス化を図る動きが加速しており、二重作業の発生やシステム同士の情報不一致の発生に悩む現場も増えている。ハコベルでは、「トラック簿」「ハコベル配車管理」「ハコベル配車計画」など自社が保有するシステム間の自動連携を進めるだけでなく、他社ベンダーとの連携も模索することにより、これらの課題を解消する。
トラック予約・受付システム「トラック簿」は、バース管理SaaSプロダクト。施設に到着したトラックドライバーの受付業務や呼出業務をデジタル化する「受付機能」や、バースへの接車時間を予約することで荷待ち時間を短縮する「予約機能」を持ち、施設で発生した荷待ち荷役等時間の実績把握・可視化も容易になる。
配車システム「ハコベル配車管理」は、貸切トラック手配の依頼主と委託先をデジタルにつなぐことで、運行依頼から車番・ドライバー情報回収・運行管理・請求管理までを一貫してシステム上で管理できるようにするSaaSプロダクト。
紙、FAX、電話でのやり取りが多い配車業務をデジタル化することで、手間の削減やペーパーレスが実現できるだけでなく、配車に関わる情報が自動的に蓄積される。この情報を活用することで、「実運送体制管理簿」をワンクリックでダウンロードできるようになる、CO2排出量を自動計算できるようになる、輸配送に関わる分析を行えるようになる、などのメリットが得られる。
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