スカニア/「LPGRSシリーズトラック」265台をリコール、エンジン制御ユニットの不具合

2025年10月27日 15:37 / 車両・用品

スカニアジャパンは10月27日、国土交通省にLPGRSシリーズトラックのリコールを届け出た。

対象は2024年3月25日~2025年3月24日に製造された265台。

<改善箇所>
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エンジン制御ユニット(エンジンECUソフトウェア)の設計検討が不十分なため、走行距離が多くなると燃料高圧ポンプ内の油圧制御バルブが固着することがある。そのため燃料噴射量が不足し、エンジンの出力が不安定となり、クラッチ滑りが発生するほか、最悪の場合、エンジンが再始動できなくなるおそれがある。

スカニアでは、全車両、当該ユニットを対策プログラムに更新し、燃料高圧ポンプ内部の油圧制御バルブの固着が発生しないよう、ブースト電流を増加させるプログラムに変更を行う。

これまでに事故、不具合は報告されていない。

■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001965781.pdf

プツマイスター/スカニア「LPGRSシリーズ」トラック116台をリコール

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