埼玉県は11月21日、再配達削減を呼び掛けるショートアニメーションを公開した。
タイトルは、「宅配を1回で受け取ろう! ~つながる想いが、明日を変える。~」で、若者や働く世代の興味関心を惹きつけ、再配達削減に向けた行動変容を促す。動画を通じて、ドライバーと消費者の双方の視点を通じて、宅配を1回で受け取るための方法(日時指定・置き配・宅配ボックス)を親しみやすい短時間(30秒・15秒)の アニメで、分かりやすく周知する。
<ショートアニメーションの一例>

物流業界が深刻なドライバー不足となる中、埼玉県ではドライバーの負担を軽減させるため、「宅配を1回で受け取ろうキャンペーン」を展開し、再配達の削減を呼び掛けている。
今回、12月の再配達削減推進月間に向けて、キャンペーンを推進するショートアニメーションを埼玉県トラック協会と共同で制作し公開した。
動画は、県内主要駅である、大宮、さいたま新都心、川口、草加、越谷の各駅前大型ビジョン、埼玉高速鉄道の車内ビジョン、さいたまスーパーアリーナ大型ビジョン、埼玉会館大型ビジョンや金融機関窓口デジタルサイネージ県内映画館、県内スポーツチームの試合会場大型ビジョンであるRB大宮アルディージャWOMEN、埼玉上尾メディックスなどで放映する。
また、SNSでショートアニメーションを展開。県公式 SNS(YouTube、X、Instagram等)で拡散する。 さらに、企業や団体等との連携による広報として、店頭ポスターの掲示や広報誌への掲載、SNSのリツイート等で広報を行う。コープみらい・パルシステム・LINE ヤフー・ヤマダデンキ・エコスグループ・ダイソーなどが協力する。
そのほか、宅配トラック・バイクと連携した広報として、宅配のトラックやバイクに、宅配を1回で受け取ることを呼び掛けるステッカーを貼付する「埼玉1万台大作戦」を展開している。
なお、アニメーションには、埼玉県ゆかりの声優を起用。 ナレーションは竹内順子さん、ドライバー菅原役は齊藤龍馬さん、消費者ヒカリ役は朝倉天音さんが担当した。
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