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2023年12月18日 17:20 / 施設・機器・IT
日本郵便は12月18日、兵庫県豊岡市でドローン「レベル3.5飛行」による配送を実施した。
実施場所は豊岡市内の山間地域である但東町奥矢根地区(出石郵便局配達区内)。郵便局から配送先地区の受取人宅近くの近隣施設まで、補助者なし目視外飛行(レベル3.5)で片道8kmを約16分で飛行し、荷物などを配送した。
<荷物を配送したドローン>
使用したドローンはACSL(東京都江戸川区)の「PF-2 Delivery」。最大1.7kgの荷物を積載でき、最高速度は36km/h、航続可能距離は10kmとしている。
<遠隔操縦するパイロット>
これまでのレベル3飛行(無人地帯における補助者なし目視外飛行)では、飛行経路上に立入管理措置などを講じる必要があり、ドローンが道路や線路を横断飛行する際は、目視のため補助員を配置することや一時停止義務などが課されている。「レベル3.5飛行」は、操縦者国家資格の保有と保険への加入を条件に、立入管理措置を撤廃するもので、日本郵便ではドローン配送の事業化がより進むものと見ており、今後も中山間地域において、取り組みを進めていくとしている。