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2023年08月10日 13:31 / 施設・機器・IT
4輪駆動4輪操舵の自動配送ロボットを開発するHakobot(宮崎県宮崎市)は8月10日、ねじを中心としたファスニング製品の専門商社サンコーインダストリー(大阪府大阪市)と資本業務提携を締結し、第三者割当増資による資金調達を実施したと発表した。
今回の資金調達により、今春開発した屋外走行可能な新型自動配送ロボット試作機の実証実験及びブラッシュアップを行い、製品化に向けて開発を加速させる。また、サンコーインダストリーの物流センターを中心とした、近隣区間での定期ねじ配送について協議を開始しており、今回の新型機を活用して物流センターのある東大阪市内での公道走行実現を目指し、実証実験等の取り組みを実施していく。
実証実験を行う屋外走行可能な新型自動配送ロボット試作機「新型Hakobase」は、旧型機で採用した4輪駆動4輪操舵による高い走破性能を踏襲しながら、新たな設計で性能を向上。3D LiDARやステレオカメラなどの各種センサーをシンプルなデザインでレイアウトし、自動配送ロボットとして新たな方向性のデザインを見出しましたとしている。また今回の新しいデザインでは、制御基板類やUIパネルのレイアウトも見直し、高いメンテナンス性とユーザビリティも確保している。
<新型Hakobase>
■新型 Hakobase 仕様
全長:1026mm
全高:946mm (荷室を除く)
全幅:660mm
駆動方式:4WD
ステアリング方式:4WS
自動運転方式:SLAM
タイヤ:ノーパンクタイヤ
最小回転半径:1200mm
車体重量:98kg(荷室を除く)
最高時速:6km/h
耐荷重:100kg
最大登坂角度:10度
バッテリー:Li-ion (24V, 22Ah)
駆動時間:5時間(走行条件などにより変動)
充電時間:1時間(急速充電時)
使用周囲温度:-30~+45℃
保存周囲温度:-30℃~+55℃(推奨35℃以下)