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2023年08月24日 10:59 / 施設・機器・IT
Azoop(東京都港区)は8月24日、運送業務支援サービス「トラッカーズマネージャー」に、車両の修理・整備箇所の入力をAIで補助する新機能を追加したと発表した。この新機能は「トラッカーズマネージャー」の「車両管理プラン」「運行管理プラン」契約者が利用できる。
運送業務支援サービス「トラッカーズマネージャー」は、整備会社から送付される明細に記載されている「実施年月日」「費用」「修理・整備箇所」などを入力することにより、車両ごとの修理・整備履歴を一元管理することができる。しかし「修理・整備箇所」は、整備会社ごとに記載の仕方が異なり、専門用語や略字が使用されていることが多いため、車両に関する専門知識の無い人が明細から「修理・整備箇所」を正確に読み解くことが難しい。
また、入力担当者が明細から修理・整備箇所を読み解けない場合には、修理・整備箇所に「その他」を選択されているケースも多いため、正確なデータが蓄積されず、車両ごとの修理傾向や原価・収支状況の把握にデータを活用しづらいという課題も発生していた。
今回追加された新機能は、これらの課題を解決するもの。請求書・記録簿等に記載されている単語・文章を入力すると、その内容から修理・整備箇所をAIで推測し画面上に表示するので、ユーザーは画面上に表示された修理・整備箇所をそのまま選択することで、適切に修理・整備履歴を残すことが可能になる。
<「修理・整備箇所の選択肢推測」画面>
修理・整備情報がより適切に入力できるため、修理・整備の履歴データの活用にもつながり、例えば、「どの箇所の修理・整備に費用が多くかかっているのか」「車両の年式や走行距離などによって、その傾向がどう変わるのか」など蓄積された修理・整備データから、原価把握や収支最適化といった経営分析・判断にも活用することができる。
・「トラッカーズマネージャー」サービスサイト
https://manager.trck.jp