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2023年09月04日 13:57 / 経営
ダスキンは9月1日から、営業車両をEV(電気自動車)に切り替えることによる環境負荷軽減(CO2排出量削減)効果とランニングコスト、実用性等についての実証実験を開始した。実証実験は24年2月29日まで実施し、得られた結果を基にEV導入計画を作成し、脱炭素社会の実現に取り組む。同社は全国で1万台以上の営業車両が稼働していることから、EV市場にも大きな影響を与えることになりそうだ。
実証実験で導入したのはASF社製の軽EV商用バン「ASF2.0」2台。ダスキン入谷支店(東京都足立区)、ダスキン高松支店(東京都練馬区)の都内2営業拠点に導入し、「環境負荷軽減(CO2排出量削減)効果」、「季節変動要因による航続可能距離、ランニングコスト」、「EV運用における各種基礎データの取得」、「業務における実用性・車両性能」を検証していく。
<ダスキンに導入されたASF2.0>
実証実験使用車両は、ダスキンの営業車両であることが一目でわかる外観デザインを採用するとともに、荷室は女性や幅広い年代のスタッフに使いやすいよう仕様を変更。運転席/助手席後方の縦フレーム位置を車体に近づけ、開口部の商品・資材を出し入れしやすくした他、棚後方ストッパー部分をスライドできるようにし、奥行きを確保している。
<開口部の商品・資材の出し入れがしやすい仕様に変更>
ASF2.0は配送業務における使いやすさを追求して開発され、23年5月に発売された軽EV商用バン。バッテリーには安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用し、一充電走行距離は209km。既に佐川急便、マツキヨココカラ&カンパニーでも導入を開始している。