トランテックス／日野プロフィアをリコール、部品脱落のおそれ

トランテックスは10月24日、大型トラック「日野プロフィア」冷凍車のリコールを国土交通省に届け出た。対象となるのは2016年8月～2017年3月に製造された25台。

不具合の部位は、冷凍機コンデンサ用マウントブラケット。

大型冷凍車のホイールベース間に取付けた冷凍機コンデンサ用マウントブラケットにおいて、設計検討が不十分なため、締結部に亀裂が生じることがある。そのため、走行振動などで亀裂が進行し、冷凍機コンデンサ用マウントブラケットが破断し、最悪の場合、冷凍機コンデンサが脱落し、他の交通を妨げるおそれがある。

これまでに事故は発生していないが、3件の不具合が報告されている。

トランテックスでは全車両、冷凍機コンデンサ用マウントブラケットを対策品に交換する。ただし、今回の措置については十分な強度をもっているものの緊急性を優先したため、今後の検証次第では再度届出をおこなう場合もあるとしている。

＜改善箇所＞

日野／「プロフィア」をリコール、部品脱落のおそれ