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2023年10月31日 11:36 / 施設・機器・IT
岩谷産業は10月31日、水素を燃料とした燃料電池(FC)トラックを東京と福島のガス配送拠点に導入し、ガスボンベ配送を開始したと発表した。
導入されたFCトラックは、いすゞ「エルフ」をベースにした車両で最大積載量は2950kg。10.5kgの水素を搭載し、約260km走行できる。
<ガス配送拠点に導入されたFCトラック>
導入事業所は「イワタニ東京ガスセンター」と「イワタニセントラル福島 郡山センター、いわきセンター」。LPガスと産業ガスボンベの配送を行い、23年10月から2030年3月末までの実証を予定している。
なお、今回のFCトラック導入は、CJPT(コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ)が東京都と福島県で取り組むエネルギーマネジメントシステムの構築・社会実装の一環として導入するもので、CJPTからの業務委託により、FCトラックを運行することで得られる各種データの提供や水素ステーションの運営手法の向上に協力していく。