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2023年11月06日 11:52 / 車両・用品
TOYO TIREは11月4日、欧州統括会社のToyo Tire Holdings of Europe(TTHE)が、セルビア国立ノヴィ・サド大学とサステナブル原材料の研究開発を目的とした産学連携に関する協定を締結し、同月3日に同大学で調印式を実施したと発表した。
<調印式>
セルビア北部に位置するノヴィ・サド市は、首都ベオグラードに次ぐ第二の都市。ノヴィ・サド大学は、1960年の設立以来、同国の中心的な教育機関として拡張が図られ、現在では14の学部と約5万人の学生、約5000人の教職員を擁する中央ヨーロッパでも最大級の総合大学となっている。
同社は、同国のヴォイヴォディナ自治州インジヤ市に生産拠点を開設し、2022年7月から生産を開始しており、同国の教育施策へ寄与することを期待して産学連携プロジェクトを実施することとした。
共同研究グループは、特にゴム技術の分野で国際的な評価が高い同大学の工学部に所属しており、廃タイヤ由来のリサイクル原材料(再生カーボンブラックなど)のほか、農学部が発祥とされるノヴィ・サド大学の知見と地域の特徴を生かし、セルビア由来植物を活用したリニューアブル原材料(籾殻灰シリカなど)の開発にも取り組む。
同社では、サステナブル原材料の比率を2030年に40%、2050年に100%を目標に掲げており、今後、こうした産学連携による研究成果も生かしながら、グローバルでのサステナブル原材料開発を促進していくとしている。