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2023年11月07日 14:55 / 車両・用品
水素エンジン開発のiLabo(東京都中央区)は11月6日、「水素エンジントラック実証走行」の出発式を11月1日に東京都江東区の「巴商会 新砂水素ステーション」で開催したと発表した。
同社は、既存ディーゼルエンジン重量車を改造し、水素を燃料として運転可能なトラックに置換する「水素化コンバージョン」を開発中。環境省の2021年度「水素内燃機関活用による重量車等脱炭素化実証事業」にも採択されている。
今回の実証走行試験は、水素エンジンを搭載した中型トラック(総重量8トン以下)による、実貨物を搭載した物流業務を行うもの。羽田空港から東京ディズニーランド周辺ホテルの固定ルートのピストン輸送で、旅行者のスーツケースなどを運送する。
実証走行試験は3か月間実施。その間、一般道並びに高速道路での走行、隣接水素ステーションでの水素充填作業、実貨物の集荷・配達を行い、出力、燃費、安全性、耐久性、ドライバビリティーなどを検証。水素エンジン搭載トラックの普及によって産業領域における脱炭素化の早期実現に向けた取組を進めていく。
<左から、カーボンニュートラル推進協議会 代表理事 増山壽一氏、三芳エキスプレス 代表取締役 伊藤耕一氏、環境省 水・大気環境局 モビリティ環境対策課 脱炭素モビリティ事業室 室長 中村真紀氏、iLabo代表取締役 太田修裕氏、衆議院議員 石井拓氏>