交通に関する最新ニュース
一覧- 九州道/基山PA(下り線)の大型車駐車マスを拡充 (12月08日)
- 山陽道/播磨JCT~赤穂ICの通行止め、12月15日に解除の見込み (12月07日)
- NEXCO西日本/宮崎道・都城ICから道の駅へ一時退出可能に (12月06日)
- 長野道/塩尻北IC~松本IC間、工事規制を来年6月まで延長 (12月01日)
- NEXCO東・中/関東甲信・静岡県内の年末年始期間の渋滞予測を発表 (11月29日)
2023年11月09日 13:55 / 交通
東京都は11月6日、広告宣伝車(アドトラック)の規定を改定し、都内を走る都外ナンバー車にも適用する方針を明らかにした。12月5日まで都民及び事業者等からパブリックコメントを募集、審議会を経て24年5月にも改正規則を施行する予定。
都では、都内ナンバーの広告宣伝車については都条例の規則で、東京屋外広告協会によるデザイン審査を受けた後に許可を受けなければならないなど規制されている。
しかし都外ナンバー車については、この規制が適用されないため、現在、都内では都外ナンバーの広告宣伝車が横行。派手な色遣いや過度な発光を伴って低速で周回走行することで、景観や交通環境の悪化が問題となっていることから、都では規定を改正し、都内を走行するすべての広告宣伝車に適用したい考えだ。
規定改正により、都内を走行する都外ナンバーの広告宣伝車も、都内を走行する際に許可申請手続き(屋外広告物許可申請)が必要となり、車体利用広告の規格遵守も必要となる。LEDビジョンなど映像を映し出すものや、運転者を幻惑させるおそれがある発光するもの、反射効果のあるもの、車体の窓やドア等のガラス部分に表示する広告物は禁止となる。また、営業所を都内に有していない法人・個人であっても、屋外広告業の登録が必要なる。
無許可で走行したり、許可後に広告の表示内容を変更した場合、屋外広告業の登録をせずに事業を行った場合は30万円以下の罰金も規定されている。