車両・用品に関する最新ニュース
一覧- アルパイン/日産キャラバン専用の11型大画面カーナビ発売 (10月31日)
- 日本トレクス/セミトレーラをリコール、ブレーキに不具合 (10月30日)
- 日産/「キャラバン」「コモ」4万台をリコール、車両火災のおそれ (10月24日)
- いすゞ/エルフなど2万7129台をリコール、電動Pに不具合 (10月24日)
- 日野/「プロフィア」の運転支援装置不具合で改善対策 (10月24日)
2023年11月28日 16:12 / 車両・用品
三菱ふそうトラック・バスは11月28日、大型トラック「スーパーグレート」、大型バス「エアロエース」、「エアロクイーン」のリコールを国土交通省に届け出た。
対象となるのは、2015年6月~2018年7月に製造された2万2082台。
不具合の部位は、オイルミストセパレータ。
大型トラック及びバスにおいて、シビアコンディションの条件が判断し難かったため、適切なエンジンオイルのメンテナンスが行われないと、オイルミストセパレータがスラッジ(燃焼で発生する煤やオイル中の劣化物)の堆積によって目詰まりを起こす場合がある。そのため、クランクケースの内圧が上昇、エンジンオイルが吸気系に流入して、最悪の場合、意図せずエンジン回転が上昇し、エンジンが破損するおそれがある。
これまでに189件の不具合が報告されている。
三菱ふそうトラック・バスでは、全車両、クランクケースの内圧を測定し、オイルミストセパレータに目詰まりが生じていると判断されるものは、新品のオイルミストセパレータに交換するとともに、エンジンオイルとオイルフィルターを交換する。
また、使用条件が厳しい(シビアコンディション)と判断された場合についてもエンジンオイルとオイルフィルターを交換する。
さらに、エンジン制御プログラムに対策プログラム(オイル量減少時の検知性向上とエンジン過回転防止)を追加する。また、適切なエンジンオイルメンテナンスの励行を喚起するステッカーを貼付し、シビアコンディションの条件を明記したリーフレットを配布する。
<改善箇所>