SkyDrive/開発拠点を県営名古屋空港内に移転し、型式証明取得を加速

2023年12月05日 16:55 / 経営

「空飛ぶクルマ」、「物流ドローン」を開発するSkyDriveは12月4日、設計部門を中心とした開発拠点を11月に県営名古屋空港内(愛知県西春日井郡)に移転したと発表した。なお、本社および飛行試験等の開発拠点はこれまで通り豊田市で変更はない。

<名古屋空港オフィス>

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2018年7月に設立された同社は、2019年に日本で初めて「空飛ぶクルマ」の有人飛行に成功し、現在、型式証明取得に向けた機体開発を推進している。メンバーは400名を超えており、オフィス拡張が必要となっていた。

また、愛知県とあいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」を推進し、ドローンや空飛ぶクルマ等の「空」モビリティ社会実装の早期化を目指しているが、このような中、愛知県が募集した県営名古屋空港旅客ターミナルビルの利活用事業に応募し、採択されたため、名古屋空港内にオフィスを移転する運びとなった。

名古屋空港には、国土交通省の航空機技術審査センターがあり、これまで以上に頻度の高い密な連携が可能になる。型式証明取得に向けた活動を、確実でスピードのあるものにするとしている。

■新オフィス概要
名称:名古屋空港オフィス
所在地:愛知県西春日井郡豊山町大字豊場 県営名古屋空港2F
アクセス:名古屋駅から直行バス約20分

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