業績 に関する最新ニュース
一覧- 三菱ふそう/インドネシアで54年連続トップシェアを堅持 (03月18日)
- ダイムラートラック/欧州市場の減退で24年の収益は3%減 (03月17日)
- リトレッドタイヤ/24年は新品タイヤ87万本の資源と119万本分のCO2を削減 (03月17日)
- 全ト協/2月の求車登録件数、12.1%増の15万2435件 (03月13日)
- MAN/2024年のトラック販売台数24%減 (03月13日)
2024年01月22日 15:03 / 業績
日野自動車は1月20日、サウジアラビアで開催されたダカール・ラリー2024にHINO600シリーズで参戦した「日野チームスガワラ」が、トラック部門総合6位で完走したと発表した。
<ポディアムに登壇した日野チームスガワラ>
1991年に日本の商用車メーカーとして、日野が初めて同ラリーに参戦して以来、連続33回の完走となる。
前回に続きHINO600シリーズで参戦した日野チームスガワラは、47台のトラック部門中、15番手でスタート。序盤、駆動系や燃料系にトラブルが発生するなどしたが、その後は順調に走行を続け、大きなトラブルが発生することなく完走を果たした。
<完走を果たしたHINO600シリーズ>
ドライバー兼代表の菅原照仁氏は「今回の結果は当初の目標通り。エンプティクオーターでの燃料トラブルは残念でしたが、直してからはしっかり走れた」と今回のラリーを総括。またナビゲーターを務めた染宮弘和氏は「今年の大会を通じてクルマと人、チーム力がかみ合えば、日野は現在のトラック部門で総合5位は狙えるように感じた」と今後への手応えを語った。
また開発責任者である技術研究所 ダカールチャレンジグループの榎本満氏は「前回大会で頻発したエンジンの冷却系不具合は改善、トランスファーのローレンジが今年のエンジン特性とマッチしたことで、砂丘走行にて効果を発揮しました。また、ロスタイムを減らすため、QDRに優れた車づくりや選手の走行テクニック、メカニックおよびサポートメンバーによる日々の万全な状態での車両の送り出しが功を奏し、好成績につながったものと自負しています。どんな困難でも絶対に稼働を止めず、チーム全員が一丸となって全力で取り組んだ結果のレース展開だったと思います。日野が目指すトータルサポートに近づけたのではないでしょうか」と振り返った。
■ダカール・ラリー2024トラック部門 結果表
順位 | № | チーム | 車両 | ドライバー・ナビゲーター |
1 | 601 | MM TECHNOLOGY TEAM | IVECO POWERSTAR | (CZE) MARTIN MACIK |
(CZE) FRANTISEK TOMASEK |
||||
(CZE) DAVID SVANDA |
||||
2 | 602 | INSTAFOREX LOPRAIS PRAGA | PRAGA V4S DKR | (CZE) ALES LOPRAIS |
(CZE) JAROSLAV VALTR JR |
||||
(CZE) JIRI STROSS |
||||
3 | 603 | EUROL RALLYSPORT | IVECO POWERSTAR | (NLD) MITCHEL VAN DEN BRINK |
(ESP) MOISES TORRALLARDONA |
||||
(NLD) JARNO VAN DE POL |
||||
4 | 600 | BOSS MACHINERY TEAM DE ROOY FPT | IVECO POWERSTAR | (NLD) JANUS VAN KASTEREN |
(POL) DAREK RODEWALD |
||||
(NLD) MARCEL SNIJDERS |
||||
5 | 622 | BECX COMPETITION TEAM DE ROOY FPT | IVECO POWERSTAR | (NLD) MICHIEL BECX |
(NLD) WULFERT VAN GINKEL |
||||
(NLD) EDWIN KUIJPERS |
||||
6 | 609 | HINO TEAM SUGAWARA | HINO 600 | (JPN) TERUHITO SUGAWARA |
(JPN) HIROKAZU SOMEMIYA |
||||
(JPN) YUJI MOCHIZUKI |