タダノ/12月期決算、車両搭載型クレーンが好調に推移

2024年02月15日 16:49 / 業績

タダノが2月14日に発表した2023年12月期決算によると、売上高2802億6600万円、営業利益183億4900万円、経常利益163億6700万円、親会社株主に帰属する当期純利益77億7300万円となった。なお、同社グループは前連結会計年度より決算日を3月31日から12月31日に変更したため、対前期増減率は記載していない。

主要品目別では、車両搭載型クレーンは国内向けの需要が増加し、売上高は前年1-12月実績より12.3%増の179億9600万円となった。このうち特に国内向けの需要が増加しており、売上高は11.7%増の155億8300万円、海外向け売上高も15.9%増の24億1200万円となった。国内でのシェアは前年46%から48%に伸びている。

高所作業車は、トラックシャシ供給の制約により、需要が減少。売上高も4.4%減の162億3000万円となった。

来期の業績予想は、売上高3150億円(12.4%増)、営業利益200億円(9%増)、経常利益170億円(3.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益95億円(22.2%増)を見込んでいる。

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