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2024年02月27日 17:52 / 交通
政府は2月27日、道路交通法施行令の一部を改正する政令を閣議決定し、車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上の大型・中型トラックの高速道路での最高速度が、4月1日より現行の時速80キロから90キロに引き上げられることとなった。
昨年6月の「物流革新に向けた政策パッケージ」の中に盛り込まれた「高速道路のトラック速度規制の引上げ」への対応として、警察庁は「高速道路における車種別の最高速度の在り方に関する有識者検討会」を設置。
交通実態調査やヒアリング結果などから検討した結果、大型トラックの法定速度を時速90キロに引き上げても、「交通の安全に大きな影響をもたらすとは考えられない」と提言を取りまとめて公表、今年1月12日から2月10日までパブリックコメントも募集していた。
有識者会議による運送事業者への聞き取りからは、輸送品質の向上、労働生産性向上のメリットがあり、時速90キロでも時速100キロでも一定の効果がある、との声が聞かれたという。
なお、トレーラーについては、時速80キロ以上で走行した場合の安全性能が確認できていないことから、現時点での最高速度の引上げは見送るとしている。