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2024年02月29日 16:42 / 車両・用品
日産自動車は2月29日、「アトラス」、UDトラックス「コンドル」、いすゞ「エルフ」、三菱ふそう「キャンター」のリコールを国土交通省に届け出た。対象となるのは2007年6月~2016年4月に製造された6728台で、不具合の部位は6AMT。
6AMT搭載車において、2020年10月29日届出(届出番号4835)の改善措置にてクラッチレバー支点部に塗布したグリスの材質選定が不適切であったため、使用過程でグリスが変質することがある。そのため、クラッチレバーの摺動不良による変速遅れが発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、クラッチレバーが動かなくなるため、警告灯の点灯及び警告音が鳴動するとともに、保護制御によりギヤが固定されて変速できなくなり、停車後に発進できなくなるおそれがある。
日産自動車では、全車両、クラッチレバーを対策品に交換する。
これまでに事故はないが、114件の不具合が報告されている。
<改善箇所>
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/5456_ichiranhyou.pdf