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2024年03月07日 15:13 / 車両・用品
三菱ふそうトラック・バスは3月7日、中型トラック「ファイター」のリコールを国土交通省に届け出た。対象となるのは2016年9月~2021年1月に製造された1651台。
不具合の部位は後前軸デフ。
リヤ2軸駆動の中型トラックにおいて、後前軸インターデフ部へのオイル潤滑構造が不適切なため、走行中に後前軸のデフオイルが過度に高温になることで後前軸内部の圧力が上昇して、エアブリーザやオイルシール部からオイル漏れが生じることがある。また、デフオイルが過度に高温になることで早期にオイル劣化が進行するため、インターデフと後前軸デフのベアリングやギヤの摩耗が促進されて異音が生じることがある。
三菱ふそうでは、全車両、インターデフ内部を点検し、ベアリングやギヤに異常が認められなかった場合は、インプットカバーとデフケースセットを対策品に交換すると共にオイルセパレータを取り外してオイルポンプを取付け、異常が認められた場合は、対策品のインターデフ一式に交換する。また、後前軸のデフを点検し、ベアリングやギヤに異常が認められた場合は、新品のデフ一式に交換する。
これまでに事故はないが、75件の不具合が報告されている。
<改善箇所>
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001727752.pdf