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2024年04月10日 14:04 / 施設・機器・IT
水素エンジンの開発企業であるi Laboは4月10日、やまびこ(東京都青梅市)と共同開発した水素エンジン発電機の実証機を、3月30日に開催されたフォーミュラE 2024Tokyo E-Prixで初稼働したと発表した。
<イベント会場で初稼働した水素エンジン発電機の実証機>
実証機はやまびこの100kVA shindaiwa発電機をベースに、水素を燃料として運転可能なエンジンとしたもの。フォーミュラEイベント会場で10台のフードトラックに、18時の終了時間まで安定した連続稼働と電源供給を行い、終了後も数時間の電力供給の余力があることが確認された。
i Laboはディーゼルエンジン搭載トラックを水素を燃料として稼働するエンジンに置換する「水素化コンバージョン」開発を進めているが、今回の実証機による安定稼働は非常に大きなステップであり、今後も水素エンジン発電機に関心のある 様々な企業・団体などを通じて、多様な場面での活用を進めることにより、課題である水素インフラ整備の加速の一助になることを期待しているとしている。
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■i Labo(https://h2ice.co.jp/)