施設・機器・ITに関する最新ニュース
一覧- ドラピタ/ドライバー転職調査結果を公表 (05月02日)
- Hacobu/MOVO Driverに「改善基準告示対応サポート」機能実装 (05月02日)
- ナビタイム/渋滞中のIC間通過予想時間の表示機能を追加 (04月26日)
- 車体生産台数/23年度は9.8%増、バンが好調に推移 (04月26日)
- ミシュラン/使用済みタイヤ粉末がカーストッパーに初採用 (04月25日)
2024年04月10日 14:04 / 施設・機器・IT
水素エンジンの開発企業であるi Laboは4月10日、やまびこ(東京都青梅市)と共同開発した水素エンジン発電機の実証機を、3月30日に開催されたフォーミュラE 2024Tokyo E-Prixで初稼働したと発表した。
<イベント会場で初稼働した水素エンジン発電機の実証機>
実証機はやまびこの100kVA shindaiwa発電機をベースに、水素を燃料として運転可能なエンジンとしたもの。フォーミュラEイベント会場で10台のフードトラックに、18時の終了時間まで安定した連続稼働と電源供給を行い、終了後も数時間の電力供給の余力があることが確認された。
i Laboはディーゼルエンジン搭載トラックを水素を燃料として稼働するエンジンに置換する「水素化コンバージョン」開発を進めているが、今回の実証機による安定稼働は非常に大きなステップであり、今後も水素エンジン発電機に関心のある 様々な企業・団体などを通じて、多様な場面での活用を進めることにより、課題である水素インフラ整備の加速の一助になることを期待しているとしている。
【関連記事】トラック最前線/水素活用を加速させる、iLaboの水素エンジン開発
■i Labo(https://h2ice.co.jp/)