業績に関する最新ニュース
一覧- 車体生産台数/6月度はトラックが好調に推移 (07月26日)
- 日野自動車/4~6月、国内販売増と円安で増収増益 (07月25日)
- JATMA/トラック・バス用タイヤ国内需要見通し、新車用2%増、市販用1%減 (07月16日)
- 北海道運輸局/トラックGメン活動状況を公開 (07月16日)
- ダイムラートラック/24年第2四半期のグローバル販売、前年より15%減 (07月09日)
2024年04月11日 17:01 / 業績
独ダイムラー・トラックは4月9日、2024年第1四半期のグループ全体の販売台数は10万8911台で、前年同期に比べ13%減となったと発表した。
<ダイムラー・トラックグループ 2024年第1四半期 販売台数>
Unit Sales | Q1/2024 | Q1/2023 | Change |
Trucks North America | 46,220 | 48,891 | -5% |
Mercedes-Benz | 31,885 | 34,492 | -8% |
Trucks Asia | 28,457 | 40,210 | -29% |
Daimler Buses | 5,604 | 5,570 | 1% |
Daimler Truck Group | 108,911 | 125,172 | -13% |
thereof battery-electric vehicles | 813 | 287 | 183% |
特に大きく数字を落としたのはアジア市場で、前年の4万210台から29%減の2万8457台。アジア市場全体の低迷の影響を大きく受けた形となった。
一方、EVの販売は堅調で、前年同期比83%増の813台となった。
ダイムラー・トラックのマーティン・ダウムCEOは「2024年第1四半期の販売台数は、予想される世界のトラック市場の正常化と、アジアの主要市場における弱い環境を反映している」とコメント。
しかし、グループ全体の業績については「欧州および北米の大型トラックの中核市場における販売台数は、完全に予想通り堅調な水準にある。ダイムラー・バスも順調な発展を続けており、販売台数もさらに増加している。当社は持続可能な輸送への取り組みの勢いを維持しており、2023 年第1四半期と比較してゼロエミッション車両の納入数がほぼ3倍になった」と評価している。
<ダイムラートラック マーティン・ダウムCEO>