三菱ふそう/トラックコネクトとMOVO Fleetが連携
2024年05月08日 14:24 / 施設・機器・IT
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三菱ふそうトラック・バスは5月8日、Hacobuの動態管理サービス「MOVO Fleet」と、三菱ふそうのテレマティクスサービス「Truckonnect(トラックコネクト)」の車両データの連携を開始すると発表した。Hacobuは、三菱ふそうの対象車種保有顧客向け「MOVO Fleet」専用プランの提供を5月20日から開始する。
「トラックコネクト」は、稼働中の車両情報をインターネット経由でリアルタイムにチェックできるテレマティクスサービス。トラックが発信する情報は、モバイル回線を経由してクラウド上のFUSOデータベースに蓄積され、顧客がPCやスマートフォンで専用ページにアクセスすれば、車両の現在地や運行状況を把握できる。車両トラブル時の対応、業務効率の改善、危険運転の予防など、幅広く活用されている。
「MOVO Fleet」は物流領域に特化したテレマティクスサービスで、専用端末で車両の位置情報データを取得、車両管理の効率化で荷主と運送会社双方のコスト削減を支援する機能を有している。
今回の連携により、トラックコネクト搭載車の位置情報を、「MOVO Fleet」のデータベースに連携することで、トラックコネクト搭載車を保有する顧客は専用端末不要で「MOVO Fleet」の利用が可能になる。さらに他社製のコネクテッドサービスを有する車両に「MOVO Fleet」の専用端末を取り付けることで、メーカーの垣根を越えた一元的な車両管理も可能としている。
専用プランでは、10秒ごとに取得した車両位置情報を確認できる「リアルタイムでの車両位置の把握」、走行ルートや距離、速度、CO2排出量などが確認できる「走行履歴」、登録地点への入出を自動で記録する「自動着荷」、一定時間停車していた地点を自動で検出して記録する「停留検知」、計画した配送時間に対する遅延アラートを発出でき予実管理が可能になる「配送計画」などの機能を利用可能。また、車両の業務開始から終了までの動きが自動で記録されるため、日報を簡単に作成できる「ワンクリック日報」や、車両ごとの走行時間・停留時間・配送地点での滞在時間、およびそれらをあわせた拘束時間など車両ごとの稼働実態分析も可能となっている。
専用プランの対象車種は大型トラック「スーパーグレート」(2017年発売モデル以降)、中型トラック「ファイター」(2019年発売モデル以降)、小型トラック「キャンター」(2020年発売モデル以降)、小型EVトラック「eキャンター」(2023年発売モデル以降)。
利用料金(税抜き)は、初回登録料2000円、利用料(月/台)1200円。MOVO Fleetの専用GPS端末が不要のため、低コストでサービスを利用できる。
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