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2024年05月20日 14:22 / 経営
ダイムラー・トラックとボルボ・グループは5月17日、大型車両のソフトウェア・プラットフォームを開発する合弁会社の設立を計画していることを発表した。
新会社は両社が折半で出資し、スウェーデンのヨーテボリに設立する予定。2025年第1四半期に最終的な取り決めの完了を目標としており、年内に最終合意が得られる予定としている。
新会社は、業界標準となるトラックオペレーティングシステムを開発。ダイムラーとボルボはそのプラットフォーム上で独自のユーザーアプリケーションを提供、それぞれの顧客に差別化された車両機能を提供するという。また開発したオペレーティングシステムは、他の自動車メーカーにも提供するとしている。
ダイムラー・トラックのマーティン・ダウムCEOは「CO2ニュートラルな駆動技術への変革と同じくらい重要なのは、車両のデジタル化。ボルボ・グループと共通のソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)・プラットフォームを開発することで、車両をアップデート可能なデバイスに変えることが可能になる。これにより、世界中のトラックやバスの顧客向けに、大幅に高速かつ効率的に差別化されたデジタル車両機能を提供できるようになる」とコメント。
またボルボ・グループのマーティン・ルンドステット社長兼CEOは「現在、私たちはソフトウェア デファインド トラック プラットフォームがもたらす顧客のメリットを加速するために力を結集している。業界の急速な変革を考慮すると、開発を加速し、量を増やし、コストを共有するために協力することは理にかなっている」と説明。「ソフトウェア・デファインドの大型トラックは、業界の変革におけるパラダイムシフトを表している。迅速な製品アップデートを実現することで、両社はデジタルサービスとソリューションを差別化し、顧客に価値を生み出す機会を得ることができる。パートナーシップはまさに新しいリーダーシップである」と期待感を表している。