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2024年07月02日 16:17 / 車両・用品
国土交通省は、6月25日から28日にかけて開催された国連の第193回自動車基準調和世界フォーラム(WP.29)で、小型貨物車を含むEV等のバッテリー耐久性能の国連基準が合意されたと7月2日に報告した。
EV等のバッテリー耐久性能の国連基準は、EV普及の妨げとなる粗悪バッテリーを排除するとともに、ユーザーがバッテリー劣化状況を認識して適切に交換できるよう策定されたもの。
対象は乗用車と小型貨物車(いずれも3.5トン以下)のEVとPHEV(プラグインハイブリッド)。
小型貨物車の規制値は「バッテリー容量劣化度」が5年または10万kmで75%、8年または16万kmで65%(乗用車はそれぞれ80%、70%)。年間500台以上の車両の90%以上が、このバッテリー容量劣化度の規制値を下回らないこととしている。
またバッテリーの劣化割合を示すモニターの搭載も義務付けられた。
この他、今回のWP.29では、自動運転車に求められる安全性能や評価手法のガイドライン策定や、乗用車を対象としたペダル踏み間違い時加速抑制装置に関する国連基準案が策定された。
なお、型式指定申請における不正事案について、関係国から高い関心と懸念が示され、特に、英国、ドイツからは、今後の日本の再発防止の徹底に期待を寄せる発言があったとしている。