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2024年10月02日 11:51 / 施設・機器・IT
東海理化は10月2日、大型車のタイヤ脱落の予兆を検知するシステム「天護風雷(てんごふうらい)」が、国土交通省の「大型車の車輪脱落事故防止(ハード対策)の実証調査」に採用されたと発表した。採用に伴い、実証調査に協力する積雪地域のトラック事業者向けへの販売を開始する。
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「天護風雷」は、ナットキャップセンサと受信機兼表示器で構成されるシステム。ナットキャップに内蔵した加速度センサで走行中のナット緩みを検出し、緩みが90度を超えるとダッシュボードに貼付した表示器に無線で伝達され、LEDとブザーでドライバーに異常を通知する仕組み。
ナットキャップセンサは、ホイールを締結するネジに付けレバーをロックするだけで装着でき、またシガーライターソケットからUSB Type-Cに変換すれば、全メーカーの大型トラックに装着できる。
ドライバーの経験に頼ることなく、より正確に、且つ、容易に車輪脱落の予兆を把握することができるためドライバーの負担軽減も期待でき、同社では今後、トラックメーカーや運送会社など、トラックを取り扱う会社への提案を進めていく。
■東海理化「天護風雷」(https://www.tokai-rika.co.jp/products/tengofurai/)