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2024年10月17日 14:16 / 車両・用品
国土交通省は、大型車の車輪脱落防止「2024年度緊急対策」をとりまとめ、全日本トラック協会や各地方運輸局に通知した。
国交省では2018年度より緊急対策を策定し、大型車の輪脱落事故防止に取り組んできたが、2023年度の大型車の車輪脱落事故は、前年度より2件増の142件と依然として多いことから対策をまとめたもの。
2022年2月に設置された「大型車の車輪脱落事故防止対策に係る調査・分析検討会」での調査では、事故車両の多くにタイヤ脱着作業時のワッシャ付きホイール・ナットの点検、清掃や各部位への潤滑剤の塗布、ホイール・ナットが円滑に回るかの確認が不十分である等、適切なタイヤ脱着作業やタイヤ脱着作業後の増し締めが実施されていない等の問題点が確認された。
このため、大型車のタイヤ脱着や保守を行う関係者に対して、適切なタイヤ脱着作業や保守管理の重要性について周知・啓発を行う。
車輪脱落事故は例年、冬用タイヤへの交換から1~2ヶ月後が大半を占めており、積雪予報が発せられた直後に交換作業が集中し、作業ミスが発生しやすい状況にある。そのため、必要な工具等を用い、余裕を持って正しい脱着作業を行えるべく通常の降雪時期を待たず早期に冬用タイヤに交換するなど、冬用タイヤ交換の適切な作業を前提とした作業平準化を推進する。