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2024年11月01日 10:01 / 施設・機器・IT
いすゞ自動車は、藤沢工場(神奈川県藤沢市)でバッテリー交換式ソリューション「EVision Cycle Concept」の社内実証実験を10月から開始した。
<藤沢工場で実証を開始したEVision Cycle Concept>
「EVision Cycle Concept」は、昨年の「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」で世界初公開されたバッテリー交換式ソリューション。
バッテリー交換式EVは三菱ふそうもヤマト運輸、Ample社と共同で今年8月から公道実証中だが、車両からバッテリーを分離し、交換方式にすることで、EVの課題である車両価格の抑制と施設側の充電時間の集中回避が期待される。
藤沢工場内に設置したバッテリー交換ステーション(プロト機)は、昨年のジャパンモビリティショーで公開した車両片側のバッテリー交換装置を改良し、車両両側からの交換を可能としたもの。さらに、バッテリー2パック車だけでなく、4パック車にも新たに対応している。
車両の左右に装着されたバッテリーパックを両サイドから同時に交換できるほか、車両との通信機能により交換ステーションに車両が入庫すると自動でバッテリーパックを交換することができる。
社内実証実験では2パック車と4パック車を用いてバッテリーパックの交換オペレーションを検証し、所要時間のさらなる短縮など、社会実装に向けてさらなる改良を重ねていく。また今後のビジネス展開としては、2025年度までに国内のさまざまなパートナーと協働し、実証実験を開始する予定であることに加え、2025年度よりタイ王国においてバッテリー交換式ソリューションの導入および電力インフラとの連携によるセクターカップリングの実証事業を進めていく。