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2024年11月06日 16:39 / 交通
和歌山河川国道事務所は、路面変状のため昨年12月5日から通行止めが続いている京奈和道・紀の川IC(出入口)について、今年12月中に通行再開する予定であることを明らかにした。
紀の川ICランプ部に確認された路面変状の原因究明及び対策について技術的な検討を行う対策検討委員会は、対策工法による復旧工事が設計通りに実施され、工事期間中のモニタリング計測でも異常が確認されていないことから、今年12月中を予定している工事完成をもって交通開放することを確認している。
なお通行再開後、ステップ2として恒久対策を推進、恒久対策が完了するまでは引き続きモニタリング計測を実施する。
紀の川ICの路面変状については、盛土内の地下水位が繰り返し変化したことにより、盛土材の細粒分が多くなり透水能力の低下が起こり、こうした盛土材の変化が原因で、隣接する池の水位低下時に盛土内の地下水位が追随できず、盛土内に残った水の水圧と盛土の土圧が許容応力を超過したため、盛土全体に変状が生じ、路面に亀裂が発生したと考えられている。
対策として、紀の川ICランプ盛土部を軽量化し交通開放(ステップ1)、恒久対策として地すべりを抑止するための押え盛土工法等(ステップ2)としており、今回の通行再開はステップ1が完了したことによるもの。