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2025年02月10日 11:30 / 交通
神奈川県は2月7日、埼玉県内で発生した道路陥没事故を受けて、流域下水道管の緊急点検(一次点検)を実施した結果、現在までに異常は認められなかったと発表した。
点検対象は、相模川流域下水道の管径2000㎜以上の管渠(延長約58㎞)で、1月30日、2月3日に、職員2名が車上から目視で、下水道管が埋設されている路面の変状がないか等を確認した。
また、2月3日~7日、マンホール(303カ所)を開けて、作業員が内部に入り、目視により、管路内への土砂の流入により汚水の流れが阻害されていないか等を確認した。
さらに、2月4日~7日、レーダー探査車による点検を、相模川流域下水道の管径2m以上の管渠が埋設されている道路のうち、車両の走行が可能なカ所(延長約49㎞)で行った。
現在のところ空洞は確認されていないが、詳細なデータは現在分析中となっている。分析が終了次第、結果はホームページ等で公表される予定。
空洞探査車は、レーダー(電磁波)を道路に照射し、その反射波を解析することにより空洞を探し出す。レーダーを搭載した空洞探査車は、最高速度時速60kmで道路を走行しながら調査できる。
神奈川県内では、2023年度末時点で「補修を要する」とされた65カ所のうち、大きな事故の要因となりうる緊急に補修を要する箇所5カ所について、2024年度内に対策を行う。
また、緊急性はないものの補修の必要性がある60カ所は、今後3年間で順次、補修する計画としている。