横浜市/下水道管の布設道路20km調査、空洞2カ所発見し埋戻し実施
2025年02月14日 15:54 / 交通
横浜市は2月10日までに、下水道管が布設されている道路の路面下で発見した、緊急で対応を要する空洞2カ所を埋戻した。埋戻し対応をした位置は「港北区新吉田町」「神奈川区入江二丁目」。
埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、市が管理する下水道管について、緊急点検を実施していた。
2月3日から4日、点検対象の下水道管が布設されている道路(道路延長約20km、探査車走行延長約30km)で、路面下空洞探査車による電磁波地中レーダー方式で現地調査を行った。調査の結果、緊急で対応を要する空洞を路面下に2カ所発見した。空洞の原因は、緊急点検した下水道管に起因するものではなかった。
また、2月3日から5日、水再生センターへ流入する内径2m以上の汚水幹線および合流幹線(24幹線)について、「水再生センター直近のマンホールの中から、下水道管内部を目視点検」と「下水道管が布設されている道路表面の目視点検」を実施した。点検の結果、緊急で対応を要する異常はなかった。
横浜市では、下水道の点検・調査にあたっては目視点検のほか、テレビカメラを使用した下水道管内部の調査を定期的に行っている。今後も、日常点検や定期的な点検・調査を行い、状態監視保全を継続する。
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