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2025年02月17日 11:18 / 車両・用品
アスクルは2月から順次、物流センター運営や配送を担うグループ企業ASKUL LOGISTと、ラストワンマイル配送で利用するEV5種14台を新たに導入した。
<上段左からMINICAB EV、N-VAN e:、TVC-700、下段左からデュトロZ EV、eCanter>
導入車両は、EVトラック2車種、EVバン1車種、軽商用EVバンが2車種。いずれも自社ECサービスにおける都内の配送用として稼働する。
EVトラックは、日野自動車「デュトロ Z EV」積載量1トン(4台)、三菱ふそう「eキャンター」積載量1.5トン(2台)を導入。
軽商用EVバンは、ホンダ「N-VAN e:」(2台)、三菱「MINICAB EV」(2台)の2車種を導入した。
注目はEVバンで、モンスター・タジマこと田嶋伸博氏が率いるタジマモーターコーポレーションが開発した商用1BOXバンの「TVC-700」積載量0.7トン(4台)を導入した。
<導入車両概要>
メーカー | 日野自動車 | 三菱ふそう | 本田技研工業 | 三菱自動車 | タジマモーター |
車両呼称 | デュトロ Z EV | eCanter | N-VAN e: | MINICAB EV | TVC-700 |
クラス/積載量 | 1t車/1t | 2t車/1.5t | 軽車両/0.30t | 軽車両/0.35t | 1t車クラス/0.7t |
導入台数 | 4台 | 2台 | 2台 | 2台 | 4台 |
アクスルは、CO₂排出量をゼロにする「2030年CO₂ゼロチャレンジ」の達成に向けて、配送車両の100% EV化を目指している。
車両選定にあたっては、商用EV車種のラインアップが少ない中で、国内外問わず視野を広げて検討、安全装備・積載量・操作性・航続距離の観点から狭小路でも小回りが利き、実際の配送コースに適応できる実用性の高い車種を選択したという。
ドライバーへの影響としては、EV特有の静粛性による身体的負担の軽減を期待。モーター駆動により発進・走行が静かで車内は快適な環境が保たれるほか、エンジン音を発しないため住宅地の走行時も騒音の心配がほとんどなく、実際に配送を担うドライバーの働き方の改善にもつながると考えている。
これまでのテスト導入では少ない台数で本格導入に向けた検討を進めてきたが、今回を機に一層のEVへの切り替えを加速させる。今回の導入で、EVへ切替予定台数中13.2%の進捗となる。