GO/運転管理支援サービス「GO運転管理」を今夏提供開始

2025年03月14日 16:12 / 施設・機器・IT

タクシーアプリ「GO」や次世代AIドラレコサービス「DRIVE CHART」を展開するGOは今夏から、業務用車両における点呼・アルコールチェック・日報作成をスマートフォンアプリで簡単にできる新サービス「GO運転管理」を提供する。

<GO運転管理>
20250314go - GO/運転管理支援サービス「GO運転管理」を今夏提供開始

「GO運転管理」は、トラックから営業車まであらゆる業務用車両に対応し、日々の管理業務を支援するドライバー管理システム。主な機能は、アルコールチェック・オンライン点呼・日報作成・勤怠管理で、今後の法改正に合わせ、業務前・業務後の自動点呼にも対応する予定だ。専用機器は不要で、ドライバーはスマートフォンアプリ、管理者はPCなどでWEBサイトからログインして利用できる。なお、運送事業者が遠隔点呼を実施する場合、またはアルコール検知結果の自動連携を希望する場合は、指定のアルコール検知器が必要となる。

アルコールチェックでは指定のアルコール検知器なら測定結果を自動送信し、オンラインで管理者工数も削減する。オンライン点呼は、ビデオ通話での点呼がアプリで完結し、対面・電話での点呼にも対応する。日報作成では、乗務時間・休憩時間の登録もアプリで実施、貨物運送業には集荷・配達地点登録も対応する。勤怠管理は1クリックで勤怠打刻も完了し、簡単に勤怠データの記録ができる。

2023年12月に施行された改正道路交通法により、これまで旅客や運送などで使用する事業用車両など緑ナンバーのみが対象だった「アルコール検知器による安全運転管理者のアルコールチェック」「酒気帯びの有無についての記録を1年間保存すること」が、社有車・営業車など白ナンバーを保有する事業所にも義務付けられた。これにより、ドライバーと管理者の双方でアルコール検知器によるアルコールチェックの記録・管理が必要になり、社内規定の改定や、管理者業務の負荷増加など、工数負担が課題になっていた。

GOはこれまで、「DRIVE CHART」において特定のアルコール検知器との自動データ連携が可能な「酒気帯び確認記録機能」の実装や、運送会社などに対する点呼・日報作成・勤怠の円滑化を含むDX支援に取り組んできた。また、日本版ライドシェア導入事業者向けにオンラインでの遠隔点呼のシステムを準備し、運用を支援してきた。これらの技術や知見を活用し、業務用車両を保有する企業のさらなる負担削減に寄与できるよう、「GO運転管理」を提供する。

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