トランテックス／シャシ特装工程を山島工場に移管、生産効率を向上

トランテックスは3月24日、本社工場（白山市徳丸町）のシャシ特装工程を山島工場（白山市矢頃島町）に移設し、ラインオフ式を行った。

＜ラインオフ式＞

この移設は、シャシ移動の効率化、本社工場内の車両数の削減、作業環境の改善を目的としたもの。山島工場にはシャシを受入れ保管しておく機能があるが、特装工程を移管することで、その保管期間中にシャシに関する工事を完了することができるようになる。

また、顧客のニーズ多様化に対応するため、これまでのライン生産からドック生産（6ドック）に変更し､生産性を10％改善。生産量変動への対応力も向上させた。

山島工場は2018年にモータープールとして運用を開始、20年にはテールゲート取付・サービス業務拡大のため増築。今回の移設に伴い、さらなる増設（661m2）を行った。

＜新工場＞

建屋増築にあたり､これまで以上に福利厚生に配慮した仕様としており、空調を完備した安全な作業環境と、男女別の休憩室を備えている。さらに2025年度には､CO2排出にも配慮し､天井への太陽光パネル設置計画している。

【新工場の概要】
増築面積：建築面積661m2／延床面積751m2
移動従業員数:29名
移設工程：シャシ特装工程

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