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2025年05月14日 10:49 / 業績
ファイズホールディングスが5月12日に発表した2025年3月期決算によると、拠点間輸送を行う実運送事業・配車プラットフォーム事業・小口配送事業(ラストワンマイル)を担う事業会社ファイズトランスポートサービスの売上高は88億4400万円(前年同期比8.6%増)、営業利益4億1100万円(1.2%増)となった。
売上高は、ラストワンマイル事業のエリア拡大に伴い、取扱個数が増加し、増収となった。一方で、「2024年問題」への対応により支払い運賃が上昇、収益確保のため運賃交渉を進めたが、利益率が悪化した。また、ドライバー不足による一時的な未稼働車の発生もあったが、営業利益は増益を確保した。
さらに、配車プラットフォーム事業において取引社数(荷主および実運送会社)の拡大と並行して、燃料費やドライバー人件費などを背景に取引運賃の改定(値上げ交渉)に取り組んだ。2025年1月~3月の配車プラットフォーム事業の取引社数は3338社、1日平均マッチング台数は537台だった。
実運送では、コンビニエンスストア向けやディスカウントストア向け店舗ルート配送、家電専門店向けEC商品配送などを展開するとともに、事業拡大に伴う協力運送会社網の整備、自社ドライバーの採用などを進めた。