愛知県みよし市/FC小型トラックを給食配送車として導入、愛知県内では初
2025年11月14日 17:57 / 車両・用品
愛知県みよし市は11月14日、燃料電池(FC)小型トラックを給食配送車として導入し、みよし市立学校給食センターで出発式を行った。
この取り組みは、愛知県との連携により実現したもの。燃料電池給食配送トラックの導入は、今回が県内初。今年度中には豊田市および東浦町でも導入を予定している。
<みよし市が導入した燃料電池給食配送トラック(イメージ)>

愛知県では、水素のサプライチェーン構築や利活用の促進に向けた取組を進めており、モビリティ分野では燃料電池自動車の普及やそのインフラである水素ステーションの整備・運営支援などに取り組んでいる。燃料電池商用車の認知度向上及び水素社会実装の仲間づくりにつながる独自のロゴマーク「あいち水素チャレンジ」も制作し、このロゴマークはみよし市の燃料電池給食配送トラックにも掲出している。
<「あいち水素チャレンジ」ロゴマーク>

愛知県は、今後導入される燃料電池商用車への同ロゴマーク活用により、2030年度の燃料電池商用車7000台の導入に向けて更なる機運醸成を図るとしている。
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