国土交通省は、1月28日に開催した第1回「事業用自動車に係る総合的安全対策検討委員会」で、最近の交通事故発生状況を発表した。
資料によると、事業用自動車による2024年の飲酒運転事故件数は37件で、その内35件がトラックにおける事故で最多となった。内訳は、トラック(軽貨物以外)16件、トラック(軽貨物)19件だった。
一方で、2019年と比較して2024年の飲酒運転事故件数は、トラック、トラック(軽貨物以外)、トラック(軽貨物)、バス、タクシーなどの全モードにおいて減少した。
<事業用自動車による飲酒運転事故件数の推移>

出典:最近の交通事故発生状況(以下、同じ)
トラックの特徴的な事故をみると、トラックの事故類型としては、「追突」が全体の約4割にあたる5442件発生し、最多となった。また、追突による死亡事故も38件発生した。トラックの死亡事故事故類型としては、「横断中」の人との事故が最も多かった。
<トラックの事故類型と死亡事故類型>

トラック事故の内訳をみると、軽貨物以外のトラックの事故類型としては、「追突」が全体の約5割にあたる3870件発生し、最多だった。追突による死亡事故も38件発生した。軽貨物以外のトラックの死亡事故事故類型としては、「横断中」の人との事故、「追突」が多かった。
<軽貨物以外のトラックの事故類型と死亡事故類型>

また、軽貨物の事故類型としては、「追突」が全体の約3割にあたる1572件発生しており、最多となった。ただし、追突による死亡事故は発生しなかった。軽貨物の死亡事故事故類型としては、「横断中」の人との事故が最も多かった。
<軽貨物の事故類型と死亡事故類型>

さらに、トラックによる追突事故件数をみると、トラックによる2024年の追突事故件数は5442件で、2019年と比較して1433件減少した。トラック事故全体に占める追突事故件数の2024年の発生割合は40.2%で、令和元年と比較して3.9pt減少した。
<トラックによる追突事故件数の推移>

トラックの運転者の年齢別層事故の推移をみると、軽貨物は、20~29歳の運転者による事故の割合が増加傾向。軽貨物以外のトラックは、50歳以上の運転者による事故の割合が増加傾向となった。
<運転者の年齢別層事故の推移>

■最近の交通事故発生状況
https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001979543.pdf
国土交通省/事業用自動車総合安全プラン2030(案)EC需要急増、事故増加の「軽貨物」独自目標設定
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