経済産業省/特定荷主の該当性を判定「貨物重量算定フォーマット(小売業向け)」作成
2026年03月06日 15:47 / 経営
経済産業省はこのほど、小売業等の事業者が物流効率化法に基づき確認が必要となる年間貨物重量の推計値を算出するための計算フォーマットを作成した。
物流効率化法では、荷主、連鎖化事業者、トラック事業者又は貨物自動車関連事業者のうち、一定基準を満たした事業者は「特定事業者」に指定され、様々な義務が課される。
荷主・連鎖化事業者については、年度の取扱貨物の重量が9万トン以上(予定)である場合、「特定荷主」又は「特定連鎖化事業者」として指定される。なお、取扱貨物の重量は事業者全体としての重量ではなく、第一種荷主、第二種荷主または、連鎖化事業者それぞれの立場における重量が基準重量を超えた場合に指定される。
特定荷主(特定連鎖化事業者)は貨物の重量によって指定されるため、各荷主事業者は2025年度の自社の取扱貨物の重量を算定し把握することが必要となる。
<算定シート>

出典:貨物重量算定フォーマット(小売業向け)
一般的に、物流における荷主とは、輸送や保管などの業務を依頼する事業者を指し、貨物(商品や荷物等)を送る側の者を「発荷主」、受け取る側の者を「着荷主」としている。物流効率化法においては、一般的な「発荷主」「着荷主」とは別に、貨物の運送契約の有無によって「第一種荷主」「第二種荷主」という分類を設定している。
また、いわゆるフランチャイズビジネスにおいて、フランチャイズ本部が、加盟店(連鎖対象者)と運送事業者との貨物の受渡しについて運送事業者に指示ができる場合(加盟店経由で運送事業者に指示できる場合を含む) 、フランチャイズ本部は「連鎖化事業者」に分類される。
これらの第一種・第二種荷主や連鎖化事業者に該当する場合、それぞれの立場として努力義務が措置されたため、物流の効率化に向けて取り組むことが求めらている。
<第一種・第二種荷主、連鎖化事業者>

出典:物流効率化法パンフレット(荷主・連鎖化事業者向け)
フォーマットによる推計値はあくまで参考値だが、貨物重量の把握に際しての判断の目安の一つとしての活用を呼び掛けている。
■物流効率化法について
→リンク先にて【パンフレット・貨物重量算定フォーマット(小売業向け)・CLO取組事例集】をクリック
トラックニュースはトラックに関するB2B専門の
ニュースを平日毎朝メール配信しています
最新ニュース
一覧- スカニアジャパン/大平機械を沖縄県内初の正規販売ディーラーに認定 (03月06日)
- 政府/中継輸送の促進で「貨物自動車中継輸送実施計画認定制度」創設 (03月06日)
- いすゞ自動車東北/26年度より年間休日数を変更、営業日の一部を見直し (03月06日)
- 横浜ゴム/ダイハツ「e-ハイゼットカーゴ」、「e-アトレー」にBluEarth-Van RY55が新車装着 (03月06日)
- DPFドットコム/高品質リビルトDPFの累計販売数1万5000本を突破、約40億円の修繕コストを削減 (03月06日)
- NEC/自動点呼システム「ノンドラン」が業務前自動点呼機器として認定取得 (03月06日)
- アライオークション/中古フォークリフト駐車場開設、国内初「専門オークション市場」確立目指す (03月06日)
- JL連合会/四国運輸局・JL中国四国意見交換会を開催、行政の最新動向を確認 (03月06日)
- 国土交通省/道路運送車両法関係手数料、4月1日から値上げ (03月06日)
- 経済産業省/特定荷主の該当性を判定「貨物重量算定フォーマット(小売業向け)」作成 (03月06日)
- 改正物流法/売上高で食品小売877億円、外食1016億円、ドラッグ1020億円で特定荷主に該当する可能性 (03月06日)
- 特定荷主/製造・卸・小売・連鎖化事業者向け「中長期計画書・定期報告書」の記載事例集公開 (03月06日)
- 国土交通省/「特定倉庫業者の物流効率化法への対応の手引き」公開 (03月06日)
- NEXCO東日本/車両制限令違反と過積載は「似て非なるもの」と解説 (03月06日)
- 長野道/6月1日から松本IC~安曇野ICでリニューアル工事を実施、8月下旬以降渋滞を予測 (03月06日)
- 東九州道/4月6日から苅田北九州空港IC~佐伯ICで夜間通行止め (03月06日)
- 近畿トラック協会/「標準的な運賃」提示せず29.0%、「契約の書面化」実現せず24.9%(2024年問題調査) (03月05日)
- ネクスト/特定技能1号の大型・けん引トラックドライバー4名を採用 (03月05日)
- UDトラックス/マルチステークホルダー方針を策定 (03月05日)
- 改正物流法/倉庫業者は、物流効率化法上の「荷主」に該当することもあるのか? (03月05日)
