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2024年10月08日 14:51 / 施設・機器・IT
物流施設・データセンター・再生可能エネルギーと関連テクノロジーの開発・運営を行う日本GLPは、ナビタイムジャパンと連携し、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ by NAVITIME」で物流施設周辺の交通ルールの順守や渋滞対策、ドライバーの業務効率化などの課題解決に向けた取り組みを開始した。
物流不動産デベロッパーが持つ出入口やテナントを含む施設詳細情報をナビゲーションサービスに反映して機能として提供するのは、日本GLP、ナビタイムジャパンとも今回が初となる。
日本GLPは、10月8日より日本GLPグループが全国に展開する竣工済み全施設の正確なトラック入口位置と右折入庫禁止ルールに対応したルート案内機能を「トラックカーナビ」に提供。日本GLPの施設を目的地にした場合、右折入庫禁止の入口には、自動的に左折で入庫するルートが案内される。事前の設定は不要で、右折入庫禁止であることを知らない場合でも正しいルートでの入庫が可能となる。この結果、右折入庫による渋滞の発生や、施設周辺への到着後に左折入庫のために遠回りする手間を省き、ドライバーはスムーズに業務を行える。
また、広大な敷地内に複数の棟がある大規模多機能型施設「GLP ALFALINK相模原」では、テナント企業名ごとの出入口を考慮したルート案内を提供する。テナントの入居する棟への専用入口がある場合には、その入口から入庫できるようにルート案内を行う。なお、テナント名での目的地検索は、「GLP ALFALINK相模原」から対応を開始し、順次、全国の施設にも対応を拡大していく。
日本GLPでは今後、「GLP ALFALINK」の施設情報に加え、混雑情報の可視化など、ドライバーの業務効率化や安全運転をサポートする機能拡充を検討していく。また、物流に携わる企業のさまざまな課題解決をワンストップで支援する「GLPコンシェルジュ」において、トラックドライバーや輸配送に関連する課題に対するソリューションのひとつとして、「トラックカーナビ」を紹介する予定としている。