2025年12月03日 17:03 ／ 施設・機器・IT
ソフトウェア開発のOSK（東京都墨田区）は、クラウド型DX統合パッケージ「SMILE V Air」の新サービスとして、運送業向け販売管理システム「SMILE V Air トラックスター」の提供を開始した。
現在、運送業界はトラック新法の成立をはじめとした大きな変革期を迎えている。法改正への対応が求められる一方で、人手不足や配送遅延などの課題も深刻化しており、事務負担を軽減し、配車・運行管理の迅速化を図るために事務所と現場の連携強化が不可欠だ。
今回リリースされた「SMILE V Air トラックスター」は、運転日報情報を活用して売上や傭車料、経費、車両・運転者の実績を効率的に管理し、場所に関係なく情報共有が可能なクラウドサービス。請求や実績集計業務に加え、取引先との契約・受注情報の管理、ドライバーの労働状況を考慮した配車業務を一括して行えるのが特徴。
＜トラックスターイメージ図＞
デジタコ連携による運送実績の効率的な収集や運賃管理の正確化、ドライバーの稼働状況を考慮した最適な配車管理を実現する。また、DX統合機能として契約書データの効率的な保存やスマートフォンを活用した配車情報の共有を可能にしており、業務スピード向上に寄与する。
従来のオンプレミス型システムで好評だった機能性を維持しつつ、法改正への対応を随時反映した最新プログラムを提供している。これにより、利用企業は追加の運用負担なく最新の機能を活用できる仕組みだ。さらに、基本機能を提供するベーシックモデル、受注情報や配車管理まで対応するスタンダードモデル、帳票設計機能を搭載したプレミアムモデルの3種類をラインアップし、運送業務の効率化と法改正対応を幅広く支援している。
■SMILE V Air トラックスター（https://www.kk-osk.co.jp/products/smile_v_industry/truckstar.html?p）
